アニメの電子コミックの携帯サイトアニコミMAXをやっています。
前回は、2万枚の紙芝居から100枚の紙芝居を作るときに、適当に抜いてきただけでは、話が通じないので、ちゃんとシナリオライターを立てて、このシーンとこのシーンでこう話を流していく…と、アニコミの裏話をしましたが、実際は、もっといろんなことに気を使って制作しています。
タイトルにも書きましたが、最近の作品は、良く出来ています。
1話完結ものばかりではなく、全体を通じて何かを語る作品も多くなっています。もうドラマ仕立てです。いろんなドラマが交錯し、話しも複雑になってきています。
…となると、最初の何気ないシーンが、後で重要になってしまうこともあるわけですね。
そうです。伏線を張っているものも、最近多くなってきています。
ウィッチブレイドでも、迷子になったらここね?って場所は、時々出てきています。その都度、迷子になってんだ…。…とそのシーンを見てしまいます。
また、話しの内容が複雑で、登場人物も複雑に絡み合っているので、いろんな立場での説明のシーンが特に全般や話の流れが大きく変わるときに出てきます。単なる固有名詞か…と流していると、結構重いキーワードだったり…。
…ってことで、何を生かして、何をカットするか?
制作に関わるには、その作品を正しく理解しておく必要があります。
それが、事前準備として、なかなか大変なところかと…。
以上で、ばっくりではありますが、どんなシーンで組み立てるか?の抽出が終わりました。
ここから、そのシーンを使って、どう伝えるかの演出が始まります。
続きは、また次回。
是非、そんな生みの苦しみを味わった作品たちをご覧ください。
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3月24日に生放送した「みんなで参加!時東ぁみのアニコミMAXワールド」のオンデマンド放送は、4月23日月曜日をもって終了させていただきました。
ご覧頂いた方、ありがとうございます。
見逃した方、ごめんなさい。
見逃したっ!って方は、どんな内容だったか周りの方に聞いてみてください。
では、また。
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アニコミMAX店長 小川和紀