2010年03月11日

「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」を劇場で観てきました♪

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「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」を劇場で観てきました。

ユニコーンは、小説がオリジナルの作品です。本を読んでいると、すぐ寝てしまう性質なので、おがわにとっては、敷居が高く手を出していませんでした。
って事で、ほとんど情報なしに、観た作品です。

いわゆる一年戦争の「機動戦士ガンダム」や、その数年後の「機動戦士Zガンダム」の話。その後の「逆襲のシャア」の世界。を引きついだ、宇宙世紀0096年の話だそうです。

キャラクターデザインも「機動戦士ガンダム」「機動戦士Ζガンダム」のキャラ出を担当した安彦良和です。僕らの世代だと、「アリオン」や「クラッシャージョウ」、「ダーティペア」の小説の挿絵…。で、なじみのある方、何よりも、彼の書いた「ガンダム」から入ってきた世代ですものね。その世代に深く刺さるのも頷けます。

で、そんな世界観(と言っても、延長線上にあるという話しか知らないのですが…)に、一角獣のように角が生えている、白いガンダムが出てくるらしい。となると、何だか1stですよね。歴史は、繰り返すって事ですかね。

で、今回は、劇場で流すものの、どうやらOVAの1本目を流すらしい…。でも、劇場で慣れてしまったら、2本目以降も劇場で観たくなるよなぁ…とか。昨日、3月10日のチケットを購入したものの、1本目のDVDやBDは、3月12日発売…って、すぐじゃん!みたいな、なぞやら失敗やらで。
さて、何本か出るOVAの1本目だけを観ても、情報量に圧倒されるばかりの話になるのかも知れないかも…という不安も…。

で、昨日、3月10日水曜日のTOHOシネマズ六本木ヒルズの22時20分の回。当日のお昼には、そんなに席が埋まっていなかったので、もう、観る人は、先月のうちに観終わっているのかな?と思いながら、劇場に向かいました。前日の9日には、夜の間は、吹雪いていたので、天気が崩れなきゃいいのになぁとも思いながら…。
それでも、結構、会場は、埋まっており、ガンダムのOVAで、1stやらZやら逆シャアに続くという話もあり、結構、(精神的に)同じような世代が集まっている感がありました。

で、実際の映画…(あ、やっぱ劇場で観たので映画…って書いちゃうな…)。
最初は、西暦から宇宙世紀への改暦セレモニーの現場から始まります。そのセレモニーの会場が宇宙ステーションが、爆発!そんな爆破テロで始まった宇宙世紀ももうそろそろ100年。
その事件での生き残りであり、ビスト財団の創設者は、「ラプラスの箱」をカーディアスにゆだねようとしています。

で、舞台は、スペースコロニーの「インダストリアル7」。そこに、貨物船が入港しようとします。そこで、連邦軍と接触してしまいます。しかし、「袖つき」と呼ばれる反政府組織の「マリーダ・クルス」は、「クシャトリヤ」ってモビルスーツに乗り、出て行きます。
これが圧倒的な強さ、ファンネルを飛ばすと、発展型のジム(ジェガン)なんてもう、袋状態です。いわゆるオールレンジ攻撃です。しかし、ミサイルランチャー、装甲が付いているジェガンは、なかなかいい動きをします。肉弾戦にまで持ち込みました。とはいえ、やはり、肉弾戦も「クシャトリア」の方が数段上で、胴体部分で二つに切断され、息も切らさず、艦に戻ります。

コロニーの外では、そんな事が起こっていたのですが、コロニーの中では、普通に生活が送られています。そこは、アナハイム工業専門学校。歴史の時間では、17年前の一年戦争や、その後のジオンの残党の話だとかが出てきます。逆襲のシャアの事件も「シャアの反乱」として授業に出てくるようです。もう、ザクだって、その頃の資料としての存在でしかないようです。戦争は、すっかり過去のものになってて、一年戦争を知らない世代が、高校生だったりするわけです…。

その学生の中に、バナージっていう少年がいました。ちょっとだけ浮いた感じのようです。それは、自分では、その違和感をずっと感じているようです。どこを見ているのか?どこに居るのか?何をしていても、何だか少しずれているような気がする…。そんな違和感をずっと感じているようです。
友達と話していても、違うことが気になる…。とそのとき、偶然、コロニーの外に何かが、飛んでいるのを見ます。それは、1本の角が生えた白いモビルスーツ。

モビルスーツのテストをしているようです。その白いモビルスーツは、動力性能もすばらしくそのときのテストパイロットがGに絶えられないほど。…実は、アナハイム工専のカリキュラムは、追っていて、それが終わったものとして、テストを行ったのですが、シャトルが遅れており、偶然、バナージが見てしまうのですが、秘密裏に開発を進めているものなので、子供の目撃話は、気のせいとして片付けられるかも?と、カーディアスは、大きくそれは、取り上げません。
それよりも、コロニーの外で、「袖つき」の動きがあるということで、テストを完了したユニコーンに関しては、開発環境などの情報を消していくことにします。

外で、連邦と接触した「袖つき」は、貨物船に偽装した船で、そのコロニーに入港します。それは、ビスト財団から「ラプラスの箱」を受領するため。なんかよくわからないが、あるならもらっていくというのが、今回の目的。
と、入港し、降りる準備をしたり…と、しているうちに、一人の少女が、船を降ります。しかし、コロニービルダーに向かう途中、無重力の部分へ流されそうになります。

それを感じ取ったバナージは、彼女を助けようとします。
「ヤバイだろ!あれ!」
と、プチモビを出して、その少女を救出。そのまま対岸のコロニーの公園に不時着します。
その少女は、戦争を止めるために、コロニービルダーに行き、交渉しなければならない!と言っています。
バナージは、一人じゃ無理だ!ってことで、コロニービルダーに乗り込むことを手伝います。

その道中、その少女の追手に、捕まりそうになります。相手は、袖つきのマリーダです。少女と追手がやり取りしているうちに、バナージは、ハロの動きをプログラミングし、爆弾のような振る舞いをさせます。注意をそらした隙に、バナージは、少女の手を取り、なんとか逃げのびます。

改めて、やっと、二人は、自己紹介します。少女は、「オードリー・バーン」と名乗ります。(…ローマの休日ですね。)
で、二人は、コロニービルダーを目指します。

一方、バナージのクラスメイトは、コロニービルダーを見学してて、クラスメイトの女子は、バナージとオードリーを見かけます。

オードリーの密航の情報は、ビスト財団も入手します。

オードリーとバナージは、ビスト財団の屋敷に入るのですが、バナージは、デジャブを感じます。
その屋敷の当主、カーディアス・ビストが現れます。
オードリーは、「ラプラスの箱」を渡すことを考え直して欲しい旨、頼みます。
カーディアスは、バナージに帰るように、言うのですが、バナージも、ここに来るのに、オードリーの追手をかわしながら来た身なので、彼女とともに行動したいといいます。
オードリーを助けることにより、自分の今までの違和感が、解消された。自分の居場所が見えたような気がしたようです。
オードリーにも、必要だといってくれと言います。
…が、必要ない。これに関わらない方が良い。と、オードリーにさえ拒絶されてしまいます。



イキナリ、バナージは、なにやら、政治的な話に、巻き込まれます。
バナージ自身も、オードリーの無重力帯へ投げ出されたことを感じ取ったりします。

イベントの起こり具合は、1stのアムロがいるコロニーにザクが進入して…って、話をプロットしているようにも見えます。
上記には、書きませんでしたが、家族関係の設定や展開もかぶるところもあり、まさに、1stのファンには、たまらない展開です。

勧善懲悪ではなく、勢力も、複数あったり、政治だけではなくビジネスの力関係もあったりな、話は、1stやZ、逆シャアを楽しんだ世代には、うれしい設定です。
また、宇宙世紀の時間軸上で、逆シャア3年後って事で、モビルスーツのデザインなども、あの延長線上には、そのようなものがあるんだろうな…と想像できます。知っている世界の3年後を見ているような感覚が楽しい。ちゃんと歴史的な背景も作りこまれている。
で、今回、新しい要素が出てくることにより、今までの動きが大きく変わろうとする。
でも、話の展開は、あ、これは、あのシーンと似ているとか、いろいろ過去の事件と被せながら楽しむことが出来ます。
やっぱり歴史は、繰り返すとか、世界の動き方ってやっぱり、毎回似ているのかな?と思ったり…。
こんなところで、歴史も、世界の動き方を学ぶって意味でも、重要なんだろうな…なんて思ったりしました。

また、この演出は、この作品を見ながら、過去作品も、改めて観てみる…なんて楽しみ方が出来そうです。これは、ライダーやウルトラマンのように、過去作品キャラをすべて出します!とは、違った、演出ですよね。面白いです。
このユニコーン以前の作品を時間軸に照らし合わせながら、観てみたいとも思います。
この辺りは、作り方がうまいなぁとつくづく感じます。

また、原作本に関しても、ハルヒに引き続き、入手の方向でいこうと思います。

それにしても、劇場で観れて良かったと思います。絵のクオリティは、TV版ではなく、映画のそれです。動きも描写も綺麗です。BDも出てくるOVA作品なので、それは、当然なのでしょうが…。

劇場は、場所も限られていたことですし、ぜひ、DVD、BDで、楽しんでいただけたらと思います。

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次回作が楽しみです。


















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では、また。

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他 フルアニMAX…の店長 小川和紀


posted by アニコミMAX小川店長 at 21:43| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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