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先週の土曜日、3月5日に、娘と映画「ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜」を観てきました。場所は、いつもの豊洲のユナイテッドシネマ。
3月3日木曜日は、ひな祭りなので、女子を子供に持つ親としては、晩御飯を自宅で食べるべく、お早いご帰宅。帰りに、映画館に寄って席を確定しておきました。ってことで、土曜日にドラえもんを観る事に。娘は、TVのドラえもんは、観ていませんが、映画のドラえもんは、毎回泣けるので、小学2年生の今でも、毎年観ています。
その日は、午前中に、おがわが、花粉症の疑いがあり、内科へ。2時から娘の歯医者。自宅に帰ったら、先週の娘の塾をお休みしたので、その日に習ったことを、教材通して教えるって話が、キューキョ発生して…。算数の時計を使った問題。時刻と時間。二つの時刻の間の時間を使った問題。
本当は2時間くらいお昼寝したかったのですが、カテーキョな時間を過ごすことになりました。
やっぱり、娘は、教えてもらうのに慣れていないようで。教えてもらっているってのは、修正。間違いを指摘。つまり、怒られているような気分になるようです。
教えようとすると、「え?じゃ、こっち?あっち?」と正解を求めます。ちゃんと理解して、答える様にと、じっくり、教えようとすると、泣き出したりします。
最近、そんなところで、困っています。
でも、その日は、時間の筆算?ができるようになって、娘も喜んでいました
で、娘が疲れたので、お勉強を止めることになったので、それから映画が始まるちょっと前までお昼寝することに…って、20分だけど。
映画が始まる15分前に、起きて、娘に準備するように言って、準備を進めます。でも、娘は、準備をゆっくりしてて、結局、家を出た時間は、映画が始まる時間。劇場内CMを考えて、10分程度の余裕はあるけれども、映画館で、ドリンクを買ったりしているうちに、時間もかかるし…。
娘は、間に合わないと言いながら、走ります。普段は、おがわが走って、娘は、引っ張られてイタイイタイっていうので、今回は、別に遅れても良いや…と思って、歩こうとしたんですが、娘は、走ります。
怪我すると、嫌だし、歩いていこうよ。というと、最初から観ないとわかんないじゃん!いきなり戦いとか始まってても、困る!とかいいます。
じゃ、要らないのかな?とドリンクのことを聞くと、「メロンソーダ!」って言います。ゲームか何かで、メロンソーダが出てくるようです。…とかいいながらカウンターまできたら、アイスクリームをリクエスト。時間が掛かるのですが…。映画館に着いたらこっちのもの。多少のロスは、もう、良いようです。
で、席に着いたら、最初の導入の所は、終わっていました。いつものドラえもんの歌が始まっていました。
のび太は、ドラえもんを探して、どこでもドアを開けてみました。そこは、北極だか南極だか?雪と氷の世界で、猛吹雪です。のび太は、タケコプタ―を着けて飛んで行きます。ドラえもんを探します。
早速、見つけたと思ったら、それは、水色のボーリングの球?
触っていると…なにやらそれは、機械のようです。そして、そこに、何か巨大な物体が空から降ってきました。
降ってきた巨大物体にのび太が、上ってみたところ、その巨大物体が、斜面を滑り始めました。山を降りて、そんで、どこでもドアに突っ込んで、結局は、のび太の部屋に、その物体は、転がり込んできてしまっていました
さっきのボーリングの球のようなものも、のび太の部屋に転がり込んできたんで、さっき、北極に降ってきたものと同じようなものが、のび太の家の庭に降ってきました。
もしかすると、ボーリングの球は、コントローラで、なにかロボットの部品が飛んできたのではないか?とのび太は、考えます。何かドラえもんが用意したのか?と考えます。
どんどん、ロボットの部品が落ちてきます。
のび太は、これは、きっと、神様が自分に授けてくれたに違いないと、運命を感じています。だから、自分は、その部品でロボットをくみ上げたいと言います。
とは言うものの、庭で広げると、いろいろ困る。かと言って、スモールライトで、小さくすると迫力も出ないし。という事で鏡の世界でロボットをくみ上げることにしました。
次々と降ってくるロボットの部品を鏡のセカイに運び込みます。
表では、ボーリングの球に、ママが足をとられて転びます。むかついて破壊しようとします。が、ひびが入るくらい。ママは、それをつかんで、物置BOXに放り込みます。
で、組み上げてはみたものの、部品が足りない。それは、未来デパートのバーゲンで、見たらしく、ドラえもんが買いに出かけます。
ようやく完成です。
出来上がったロボットのコックピットに乗り込んで、操縦してみます。最初は、足の送りが難しかったのですが、ドラえもんが買ってきたサイコントローラーだと、思ったとおりに、操縦できます。これは、ドラえもんが未来デパートで買ってきたようです。
そのロボットは、二人によって、北極にちなんで、サンタクロースをもじって「ザンダグロス」というようです。
丁度、その時、北極で、ジュドを探す少女が居ました。どこかと通信しながら、その「何か」を探します。
一方のザンダクロスは、しずかちゃんがサイコントローラーで操り、バレリーナのように踊っています。
そして、操縦桿の間にある、赤いボタンを押してみました。すると、目の前のビルが、焼き切れてしまいました。
鏡のセカイでの話でよかった。これが、もし、リアルの地球だったら、大変な話しになる。このセカイのことは、もう忘れることにして、封印しようと、ドラえもんは、提案します。
例の北極の少女は、そのロボットを探しているようです。のび太の町までたどり着いたようです。
しずかちゃんも、その少女と偶然すれ違います。しずかちゃんは、綺麗な人だなと思いました。
のび太は、「ザンダクロス」の事件の後、もやもやして、ぼんやりしてて、居残りさせられています。それが終わって、帰り道。スネ夫とジャイアンに捕まります。でかいロボットを作る話はどうしたんだ?と問い詰めます。言い争いをしているところに、さっきの少女が現れます。
「のび太」というのは、少女が、ロボットの頭脳から聞いていた手がかり。「のび太」に接触します。のび太の家に行くと。
少女は、部屋に入ると、「ロボットはどこ?」と聞きます。最初は、知らないふりをするのですが、ばれてしまいます。
しかも、あのロボットは、土木作業用であると。
で、そのロボットの所に案内します。少女は、ジュドって呼ぶのですが、反応しません。頭脳が入っていないからとか。コントローラーと思ったら、あれば、このロボットの頭脳だったようです。
で、少女に返すことにしました。
でも、頭脳が見つからない…。おざしき釣堀を渡すことで、今日のことは、2人の秘密にすることにしました。
とは言うものの、あの少女は、土木作業機械と言っても、ザンダクロスで何をやっているのか?気になります。
ある日、山に何か流れ星のようなものが、ひとつ、ふたつと複数流れていくのを見ました。何かが降っているようです。
現場に着いたところ、お座敷釣堀めがけて何かが降ってきているようです。鏡のセカイに入ってみると、降ってきたものを、ドンドンどこかに運んでいるようです。
こっそりつけてきたドラえもんも合流です。
その向こうには、なんだか、SF映画に出てくるような基地?のようなものがありました。それは、今でも、降ってきた部品?でどんどん組み上げられています。それを指揮しているのは、例のリルルって少女でした。
どうやら、地球人を捕獲するための前線基地を構築しているようです。のび太が、見ていることは、バレテイマシタ。
彼女は、のび太のことを特別扱いするから、この鏡のセカイとリアルのセカイを結ぶ口を広げる手伝いをしてくれと交渉してきました。
そんな相談には、乗れないので、まずは、ソコを退散するのですが、ザンダクロスは、お座敷釣堀に腕を突っ込みます。そして、のび太を捕まえようと無理やり広げますが、空間がゆがみねじれて、その場が、ぶっ飛んでしまいました。
家に戻ると、例のボーリングの球。頭脳が自己修復をしていました。ほんやくコンニャクで話をするのですが、決裂。基地は、鏡のセカイに閉じ込めてやった!というのですが、頭脳にとっては、鉄人兵団の総攻撃が始まるので、彼にとっては、問題ない。
のび太は、いつものスネ夫とジャイアンに相談します。あっさり、その話にのり、一緒に闘うことになりました。
(あらすじはここまで)
このテーマ…。言ってしまえば、よくある問題。でも、それは、ありきたりって意味ではなく、逆に、いろんなパターンで提起すべきテーマなんだと思います。また、それは、子供だけでなく、大人にも。
物事、合理的に考えると、判断基準を、あるルールに則って行う、ロボットが正解なのかも知れませんが、時には、特例を作るべきで…。
そのなんだか判らない判断。のび太も「意味なんかないよ!」と、言いましたが、それは、そう感じただけで、この作品の最後には、要素としては、言葉としても定義されます。
友達だから○○しないといけない。家族だから、大事な人だから。
何かを犠牲にしてまでも…。
人が繰り返してきた、上下(階級)を作り、下を支配する。それは、過去、強いか弱いか?で行ってきたこともあると思います。
大航海時代の植民地政策もそうだったと思います。いろんな国が、国力を強くするために、豊かにするために、自分たちの国から見えない場所に、自分たちを支える、自分たちが踏み台にするものを作ってきました。
それは、合理的な社会では、全体最適の意味では、当たり前に行われてしまうことなのかも知れません。
でも、それでいいのか?という事を、この作品では問います。
おがわが、翌日に見た、ガンダムUCでも同様なことが、ありました。
個人としては、なぜ、敵を攻撃しなくてはいけないのか?相手は、個人的にも知っているし、そういう相手ではない。
しかし、戦争を行っている以上、その組織が落としこめる形に出来なければ、この攻防が終わらない。出来れば、知っているものに対しては、攻撃したくない。
でも、戦争している以上、自分は、戦力の一単位でしかない。
ガンダムでは、大きく動き始めると、なかなか個人では、それは、制御できなくて、流されてしまう…そんな悔しさが、今、描かれています。相手を撃たないと話が終わらない。それが、知っている相手でも。
この話って、小さくは、クラスの中のいじめられる子、いじめる子の話でもあるし、社会での付き合い。組織間の付き合い方など、いろんなケースに当てはめることができるかと思います。
ただ、解決方法は、なかなかまねが出来ないですよね。
方向性としては、そうなってしまった原因は、どこにあるのか?
それをどうすれば、変更できるのか?
現状をどう、調整するのか?ではなく、根本的なところでの解決方法でした。
これは、これで、今度のライダーでも行われる解決方法ではありますが…。
ここの解決方法も、現状の僕らが抱えている問題を解決する際、使える手法であれば、なお、良いのですが、映画館で観るエンタテイメントとしては、この話の持って行き方が、良いんでしょうね。
劇場版だけあって、話の設定、組み上げ方が、旨く出来ていて、TVのアニメを卒業してしまっているうちの娘(小学二年生)も、映画のドラえもんは、毎回観ています。クライマックスに向けて、泣き所もいたるところに、あり、都度都度泣いていました。
そして、最後のクライマックスでは、(映画館では、いつも眼鏡をしているのですが)めがねをはずして、私の顔を見上げ、シャツの袖でぐしゃぐしゃの顔を拭っていました。
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最後のハッピーエンドも良かったですね。ほんと憎らしいほどのトドメでした。
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では、また。
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