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先週末、28日、映画「手塚治虫のブッダ -赤い砂漠よ!美しく」を観てきました。
娘は、小さい頃から絵本とか大好きで、よく読んでいました。寝る前の読み聞かせも、よくやっていました。オムツしていた頃から、図書館に連れて行ったりもしていたかな?
今のところに住むようになってから(丁度、小学校に入る頃から)は、土曜日に、図書館で午後いっぱいいることもあったり…。本も良く借りてきます。図鑑、読み物(文学とか伝記とか)、お化け・妖怪の類、漫画の描き方…。好奇心を満たす場として、図書館や本屋は、いい場所になっています。
博物館や、水族館、動物園も好きで、それも、おがわが担当で、時々行きます。博物館は、上野の国立科学博物館とか、東京国立博物館。葛西水族園、上野動物園、それぞれ、ちょくちょく行っています。上野の帰りには、いつも晩飯と称して、安い居酒屋で晩御飯を食べるのが、二人の楽しみになっています。
で、伝記モノが、好き、博物系も好き…が、旨く融合したのが、今回のブッダのようです。おがわは、伝記は、そうでもなく、そもそも歴史が苦手なので、ブッダにはまる事は無いのですが、娘的には、アリのようです。
でも、やっぱり、難しいかも?と思い、図書館に行った際、手塚治虫の「ブッダ」を見つけ、教えておくと、それからの何回かの図書館で、図書館に置いてある「ブッダ」を全巻読破していたらしいです。…なので、今回、映画が終わっての一言目が「なんだ、最後までやらないんだ…」で、それぞれの登場人物が、今後どうなるのかをしゃべり始めて…。
そんな、今、ブッダ熱の娘なので、今度の週末には、上野の東京国立博物館で行っている「手塚治虫のブッダ展」に行こうという話になっています。
さて、その映画「ブッダ」です。
2500年前、アシタ聖者は、何かを感じたようです。ナラダッタを使いに出します。南方に強い力を感じる。尊き方であり、その方は、世界の王になる壮大な方かも知れぬと。
その頃、インドには、いくつものくにが栄えては、争いの末、滅び…という事が繰り返されていたようです。当時は、コーサラ国は、勢いがあり、周りに勢力を広げていました。彼らは、シャカ国も、勢力の広げ先として考えていたようです。
丁度、シャカ国では、スッドーダナ国王のお后・マーヤが、子供を授かったようです。マーヤは、夢で、6本の牙の白い象が、自分の中に入ってきたと…そんな夢を見たようです。
森の獣たちも集まってきています。また、乾季にも関わらず、河は、干上がっていなく、ゆったりと水が流れています。何もかもが、その子供の誕生を祝っているようでした。
一方で、シャカ国の城下では、ある少年が、反物を運んでいた。チンピラに追われるも、逃げのび、それを届けるために、道を急いでいたのだが、裏通りで、身軽な少年に、簡単に、反物を盗まれてしまった。
その反物は、高価なもので、奴隷の身分の少年にとっては、非常に高価なもので、その反物を取り返せないと、少年の母親は、奴隷市に売られると依頼主に言い渡され、少年は、その反物を探しに街にでました。
その反物は、商品として売られていました。少年は、もちろん買う金もありません。持って帰らないと、母親は、売られてしまいます。少年は、反物を奪い、走り去ろうとしましたが、その場で、取り押さえられてしまいます。
その帰り、反物を奪っていった少年に、会いました。返せと掛け合うのですが、まったく取り合ってくれません。
石を投げ、攻撃するのですが、その精度が良いところで、多勢に無勢、簡単にやられてしまいます。
気が付けば、先ほどの少年の家でした。
チャプラ(反物を奪われたほう)とタッタ(反物を奪い転売したもの)の出会いでした。
事情を聞いて、タッタは、チャプラの母親を助けてやろうと、言います。
チャプラの母親が、奴隷市に売られる、そのとき、二人は、影からその様子を見ていました。
そこに、トラが、現れます。人を蹴散らし、チャプラの母親に、またがります。しかし、母親を襲うことはありませんでした。木の裏では、タッタは、居眠りをしているようです。しばらくして、トラは、憑き物が取れたように、タッタに近づいてきます。タッタは、目を覚ましました。
どうやら、タッタは、動物に憑依し、操ることが出来るようです。
そこからの帰り道、草原を走るコーサラ国が、シャカ国に向かって軍を走らせているのを見ました。その方向には、タッタの村があります。
急いで帰ったのですが、村は、ボロボロに破壊され、村人も無残に殺されていました。タッタの母親も妹も殺されていました。
絶対、敵をとってやると、そのときタッタは、固く思います。
そして、二人は、コーサラ国の野営地に向かいます。タッタは、馬に憑依し、背中にチャプラを乗せ、野営地の大将目掛け走ります。
しかし、とどめを刺すには、至りませんでした。
そこを、イナゴの大群が襲います。コーサラ国の軍隊は、食料なども襲われ、ボロボロになるも、大将は、チャプラたちから逃れるため、馬で逃げます。それを、チャプラと馬に憑依したタッタが追います。
大将は、森の中で、木の枝に道をふさがれ、池に落ちてしまいます。そこは、ワニがいる池でした。そこで、ワニに襲われる大将を見て、チャプラは、考えました。
これは、天がくれた一生に一回のチャンスかもしれない。チャプラは、この大将を使って、コーサラ国でのし上がると。
その頃、シャカ国のカピラ城の城内では、コーサラ国の野営地が、イナゴの大群の襲来により、コーサラ国軍は、撤退した情報が入ってきました。それにより、シャカ国は、助かりました。
マーヤのお腹の子は、順調のようです。
タッタに、母親に事を任せ、チャプラは、コーサラ国の大将を背負って、コーサラ国の野営地に向かいます。
チャプラは、ブダイ将軍の命の恩人として迎えられ、将軍に遣えることになりました。
王妃さまは、里帰りの途中、子供が生まれました。そのときは、周りの森全体が、それを祝福しているようで、夜なのに明るく光っていました。
里帰りの必要がなくなったので、それから城に戻るのですが、マーヤは、「目的と遂げるもの」の意で「シッダールタ」という名前は、どうか?と国王にいい、国王に、子供を託し、安心したように亡くなりました。
アシタ聖者が、シャカ国のカピラ城を訪れました。
「シッダールタ」の姿を見て、一方の指は天を指し、もう一方の指は、地を指している。これは、「天上天下唯我独尊」を意味していると驚きます。
10年後のカピラ城では、「シッダールタ」が、何不自由なく持てはやされていますが、自分は、知らないことが、多いことが、あり、それを知りたいと考えます。
四つの階級に関しても、なぜそれがあるのか?なぜ、上下関係があるのか?が理解できません。同じ人間なのに…。
そこに、バンダカは、シャカ国の新しい将軍として現れます。
一方、コーサラ国では、チャプラは、どんどん力を付けていきます。
シャカ国のカピラ城では、コーサラ国と戦うためには、立派な武人にならなくては、ならないと、教えを押し付けられます。その一方的なスタンスが、シッダールタには、合わなくて、詰まらなくて、友達と、授業を抜け出します。
仲間が、ウサギを追い、弓でしとめる…それが、残酷で見てられません。なぜ、生き物を傷つけるのか?
その森の中で、光に気付き、その光に吸い寄せられるのですが、友達の助けを呼ぶ声に、引き戻されました。
助けようとするも、友達は、その沼に、沈んでいきました。助けることが出来ませんでした。
友達が死んでしまった。助けることが出来なかった。そのショックは、大きかったようで、母親の前で、シッダールタは、気を失ってしまいました。
やさしいだけでは、一国を任せることは出来ない。10歳になったシッダールタには、武芸をたしなめる様、バンダカがシッダールタに、馬、弓、剣など、武術を教えることになります。
ちょっと、話が広いですが、それぞれが、それぞれで役目を果たしながら、また、合流していきそうな…。そんな空気は、感じました。
娘は、事前に図書館で、マンガを全巻読破していたらしく。途中で終わってしまったので、物足りなかったようです。
事前情報が無かったおがわにとっては、十分、お腹いっぱいです。
壮大な話を、そこまで、描くのに、2時間は、やっぱり時間として少なかったのではないか?と感じます。
それぞれの立場が、人って平等だよね?とか、人っていうよりも、生き物なんだから、生き物として平等だよねとか、登場人物のあり方、エピソードが、一つ一つ教えを形にしているようです。
そういう意味ではありがたい話ですし、何回か見直すことによって、それぞれの話の意味を、再考することにより、気付いていなかった教えに気が付くかもしれませんよね。
シッダールタが、先生からの押し付けの勉強が嫌いでしたが、これは、わたしも同じです。
この作品を通して、自分なりに租借して、なるほど、これはそうだな…。と、感じること、そういうことが勉強なんだなと感じます。
なんで、この勉強しなきゃいけないの?その意味や、目的などが、理解できれば、やるための力も湧いてくるのですが、それが無いうちは、なかなか動くことが難しいですよね。
これって、出来上がった世界に、自分を投じたときに感じることですよね。決まっているんだから、こうしなさい。
前からそうなんです。するしかない。
世の中は、動いています。
動いているということは、自分も動かなくてはならない。
って事は、決まっているから…っていうのは、ナンセンスだということですよね。
いつも再定義。
これは、今の時代に必要なのでは?
今の自分が納得する自分。
それになる必要があるのではないか?
そんな気がします。
シッダールタの物事に対する姿勢は、まさに、今の時代の自分たちに必要とされる要素なのではないかと感じます。
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では、また。
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