2010年02月09日

「サロゲート」観てきました。

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「サロゲート」観てきました…

「ロボットがすべてを代行する社会。それは、ユートピアのはずだった…」というコピーを見て。おーおーおー。いいじゃん、いいじゃん。このバランスが今と極端に崩れた未来の話。フィリップ・K・ディックのような世界。これは、面白そうと、感じていました。実生活に、代行するもの(アバター)が、歩き回る世界。この設定は、アバターの利用方法の提案のひとつ。
映画「アバター」のアバターは、人間が行うには、危険である…ところで、アバターを使うという話。
ハリウッド版「アトム」でも、人間を補助するロボットは、事故にあっても代わりを用意すれば良いので…というところで、使い捨てになるロボットの悲哀も描かれていました。
今回の「サロゲート」も、その先の話で、日常のコミュニケーションにおいても代理を使っています。それは、事故とかからの開放だけではなく、「ルックス」など印象からの開放までもが、このロボット工学の発展の効果になっています。
ターミネーターは、機械(人と似ているもの)は敵、悪…という機械工学の発展を遂げた結果になっていますが、こちらは、あくまでも、人間のためにロボットが発展しています。使う立場になっている…。そこが少し違うのかな?

観に行ったのは、先週の5日金曜日。金曜日の作業が早く終わりそうだったので、レイトショーで行っちゃえ!と、ネットでチケットを購入して、ユナイテッドシネマ豊洲にゴーです。


最初は、人間を補助するためのロボットでした。というのも、十数年前には、猿で実験。脳波を感知し、ロボットの手を動かしたりします。それは、当然、まずは、軍事用として発展し、数年後には、戦場では、身代わりロボット(サロゲート)が、戦うようになりました。
そして、その後、日常使用にも、サロゲートは、使われるようになってきました。民間に入ってきて数年…、VSI社のサロゲートが市場のほとんど(98%)をシェアすることになりました。
実際の生活をサロゲートが行うということは、生身の本人が対人のコミュニケーションの場に出てこなく、生身の本人は、自宅のコンソールの前にいることになり、それにより、人種差別や、病気から開放され、また、犯罪も激減しました。
3年前…、サロゲートに対する反対派も存在しており、彼らは、サロゲートを人類への侵入者と定義し、自分たちの独立区を立ち上げました。彼らは、サロゲートを人の形をしたまやかしであり、それらを排除せよと呼びかけています。

今回の事件は、そんな世界での出来事です。

ある夜…
…見るからにボンボンが、運転手つきの車でオペラに出かけます。電話で、親と話をしています。今日も、親父のサロゲートを借りているとか…。
電話を切った後、ボンボンは、運転手に、行き先をクラブに変更するように言います。
車は、行き先を変えたのですが、それに追従する一台のバイク。
車は、入り口で、入場制限して行列を作っているクラブに横付けします。ボンボンは、車を降りると、入り口で、チップを握らせ、入って行きます。

その様子を先ほどのバイクの男は、離れた箇所から見ています。

中に入ったボンボンは、2階に上がり、大きく深呼吸し、フロアですし詰め状態で踊っている頭上にダイブします。その瞬間、その人ごみの中で、踊っています。
この刹那的な動作も、そしてそれが怪我せず出来てしまうのも、身体能力が高いサロゲートを持っているから出来ることなのでしょう。万が一失敗しても、サロゲートが壊れるだけ。事故が起こっても「器物破損」にしかならない。怪我と呼べない。
そして、気に入った女性を、外に連れ出します。

そこに、先ほどのバイク男が現れ、光線を発する銃で撃ちます。撃ったバイク男は、逃走。それを避けた車がクラブに突っ込み、ボーイは、「壊れて」しまいます。

今回の事件も、「器物破損」でかたがつくはずでしたが、ややこしくなりそうです。男の「サロゲート」は、IDが黒焦げで、身元が不明です。連れの女性もバラバラでしたが、こちらは、持ち主(オペレータ)が判明しました。キャメロンの家に向かいます。
大家は、「彼女」は、いい人だと評します。家賃もきっちり払ってくれているし、外出もしない…。
キャメロンの中の人は、実は、デブの男性の体であり、鼻血を流し死んでいました。

その事件を追っているFBIの美男美女は、自宅への帰路へ。地下鉄の中は、まさに、美男美女だらけです。いうなれば、マネキンの世界です。グリアー(ブルースウィリス)も好青年で、髪の毛もきれいでふさふさです。
自宅に帰ると、サロゲートを格納し、オペレータは、接続を切ります。そこには、見慣れたブルースウィリスの髭面のおじさんが居ました。それが、中の人、本人です。

彼は、起きると、子供の部屋を覗きます。そこには、野球グローブがあります。グローブには、「ロビー」と書かれています。

美人の奥さんが、起きてきました。奥さんは、グリースの中の人(生ブルース)を見ると、「彼は?」と尋ねます。「充電中さ」と生ブルースは、答えます。
二人は、朝ごはんを用意し、バカンスでも取ってハワイに行くか?なんて、話をします。奥さんは、であれば、サーフィンなど、マリンスポーツが得意なサロゲートを手配しておくと話しますが、生ブルースは、「本当の君と2人で一緒にいたい」と言います。いつもサロゲートの奥さんと会っているのが、不満のご様子です。

あくる日、サロゲートとリンク中に死んだ学生が見つかりました。昨日の「キャメロン」といい、サロゲートが壊れても、それが、オペレータに被害を及ぼすことは、今まで無かった。安全だった。そのためのサロゲートだし。

グリースは、秘密裏に調査を始めます。現場で「壊された」サロゲートの視覚情報からバイクの男が判明した。器物破損ではなく殺人事件として犯人を確保に向けて活動します。

リンク中に死んだ学生の身元は、興味深いことに、サロゲートの生みの親であり、そのサロゲートのVSI社を世界企業に伸し上げたキャンター博士の息子だということが判りました。博士は、今では、会長の座を追われて居るようです。

もしかすると、「起こる筈の無い事故?」と、その環境の生みの親の息子の死は、関係があるのかも知れない…とそのあたりを捜査し始めます。



外出も恋愛もサロゲートを使ってのコミュニケーションという未来が設定としては、面白い。この時代では、結婚とか子作りとかは、どう行うのでしょうか?そのあたりは、生身でぶつかり合う場面であるのに、出会い自体が、偽りの出会い。
結婚と生殖は、異なるものなのかも知れませんよね…。

ロボット工学が、偏った方向で発展していった未来の話でした。

補助的なそれは、いいのですが、活動自体も身代わり…。それでは、本人は、どんどん退化するばかり。それで本当にいいのでしょうか?

でも、「見栄を張る」程度は、良いと思うんですね。それは、自分のちょっとした底上げ。その、今今は、うそかもしれない見栄を実現するために、うそでなくすために、努力すれば、見栄は、目標になります。そして、それは、自分の将来像です。
そうすることによって、人は、今よりも自分の軸で設定した高みに登ることが出来るような気がします。

これを、インチキで、変えてしまうのが、このサロゲートです。性別、年齢…何もかも変えることが出来ます。
でも、それを動かす頭は、変わりません。つまり、気持ちは変わらないということですよね。
なぜ、今、目の前の相手が、愛しくなるのでしょうか?それは、唯一無比だからだと思います。実は、一生懸命頑張っている「ルックス」は、そう大きな問題ではないのかもしれません…少なくとも、サロゲートで全とっかえするような事ではない様な気がします。
サロゲートをいくら取り替えても、本当の自分は、年も取っていくし、肌も荒れてきます。腰も悪くなり、歯も悪くなるし、ハゲになったり、白髪も増えていくでしょう。
でも、本当の自分は、それです。最後、死んでいくのは、本当の自分です。最後には、本当の自分を愛してもらって、二人で死んでいきたい。そのためには、サロゲートを見ていてはいけないんだと思います。本人を見なきゃ。

それは、逆も真で、本当の自分を見て、本当の相手を見て、コミュニケを行う。

そんな、人がくっついたり離れたりって、サロゲートで話がすすむような簡単な話ではなく。もっと生身でぶつかり合う素敵な事件だと思うんですよね。


##
いつまでも準備運動しないで、踏み出さなきゃね。





では、また。

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他 フルアニMAX…の店長 小川和紀




posted by アニコミMAX小川店長 at 16:30| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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