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「そらのおとしもの」 第12話 「逃げるること叶わぬクサリ(螺旋回廊)」を見ました…
今回の守形先輩の大航海時代の講義ですが…
当時のヨーロッパ人は、新大陸を発見し、植民地主義にのっとり、世界進出を果たします。そこでは、日本も無関係で居る事が出来ませんでした。何人かの日本人が奴隷として国外に連れ去られたと言います。それを知った、時の将軍・豊臣秀吉は、イエズス会を国外に追放したとされています。これが、日本の鎖国政策の始まりとなります。
実は、この南蛮貿易の裏では、奴隷貿易があった…とされています。
…とすれば、空の上の新大陸でも、新しい奴隷階級が生み出された…のでは、無いだろうか?と守形先輩は、考えるのでした。
智樹は、イカロスが余り感情を表に出さなく、笑いが無いので、どうしたものか?とそはらに相談します。そはらは、イカロスの脇をくすぐるのですが…。おかしな反応をします。そうです、知識として、くすぐったいということを知っているようで、パタパタと暴れるだけ…。
それを智樹が、くすぐり方がなっていないと指摘します。俺が手本を見せてやる!とそはらの背後に回り、くすぐります。そはらの「くすぐったい」の境界を越えそうになり、そはらは、大きな電気エネルギー球体を智樹に落とします。
一方のイカロスは、どうすれば笑えるように成れるのか…と落ち込んでいます。
ニンフの提案で、二人は、守形先輩のところに行きます。なぜか、先輩は、校舎の裏の畑で大根を抜いています…。…しばらく見詰め合う、3人でしたが、ニンフが最初に口を開きました。そうです、守形先輩も笑わない人です。答えがそこでは見つからないって事ですよね。イカロスとニンフは、他所へ行きます。
そんな二人に、校庭に、テーブルとイスを出して、紅茶を飲んでいる五月田根生徒会長が、声をかけます。生徒会室で二人の相談を受けます。五月田根生徒会長は、巨大ハエたたきで思いっきり叩いた時に笑える…と言います。…たとえば人間とか…。
智樹が歩いていると、階段の上から、ハエ叩きを両手で握って大きく振りかぶり、飛び降りてこようとしたのがイカロス。
無表情で、智樹を攻撃します。
ヘロヘロになって空中を漂う智樹を窓の外に見ながら、五月田根生徒会長は、大笑いよねぇ…と、ブラックな笑いをします…。
…会長のおかげで、危うく死ぬところだった智樹でした。
しかし、まだまだ、イカロスは、少しも笑えるようになっていません…。
そろそろクリスマスって事で、みんなで智樹の家に集まって、ワイワイやれば、笑えるようになるかも!?とそはらがみんなに提案します。って事で、今度の日曜日は、クリスマスパーティになりました。
ニンフとイカロスがお茶の間で話をしています。
感情プロテクトは、とっくに解除しているはずなのに、そもそもが、イカロスは、戦闘用エンジェロイドだから、感情関連の機能が薄いのかも…などとニンフがせんべいをかじりながら言います。
ま、笑うなんて簡単なことだから…と、軽く話していると、イカロスが、それに被せます。笑うこととは、簡単なことではないと。それが証拠に、ニンフが笑うところをイカロスは見たことが無いと言います。イカロスは、自分が笑えていない理由に心当たりがあります。ニンフは、空の上でのことを思い出します。
イカロスもそれを感じていて、笑っていないばかりか、最近は、何か思いつめているようにも見えると言います。
それでは、どうしたら自分たちエンジェロイドが笑えるようになれるかを、二人で考えようと、ニンフは、作り笑顔で答えます。
ある朝、智樹が朝起きると、イカロスが、おにぎりを握りながら、笑顔で、おはようございますと…。智樹は、ドキドキするのですが、その表情が動かない。実は、ニンフと、無理無理笑顔を作って、接着剤で固めていたようです。智樹は、すぐに顔を洗って接着剤を取ってくるように言います。
智樹とイカロスが、部屋に戻ってくると、ニンフが、ドラマを見ていました。そこで、理解できない単語「デート」って何?
ニンフが思いつきました。三人で「デート」しようと。
本来は、デートは、男女2人でするものかも知れないが、きっと楽しくて、いい思い出になると、ニンフは、乗り気です。
と、デートが始まるわけですが、智樹も今までもてた例がないので、デートで何をしたら良いか解らない。なぜかイカロスが持っていたデートのマニュアル本を読んで…。好きなものを買って来いと、智樹は、通りの片隅で、二人を待ちます。
しばらくして帰ってきたのですが、買ってきたのは、スイカの山…八百屋の仕入れじゃあるまいし…。
次に、マニュアルに従って映画館に行くことになりました。ニンフもイカロスも超個人的な趣味で、映画を選択するものだから、智樹は、映画館自体を却下することにします。
で、次は、遊園地に行くことに。
着ぐるみのぞうさんがいきなり来たので、イカロスは、ペチペチします。ぞうさんは、無抵抗のまま、みるみる地面に沈められてしまいます。智樹は、それを止めます。
次に、イカロスと智樹は、コーヒーカップに乗ります。叫び声を、喜んでいると勘違いしたイカロスは、物凄い勢いで回し、智樹の顔は、風圧でびろびろと波打ちます。回転終了共に、智樹は、胃の中の物を撒き散らします。
イカロスは、何かが足りない…と感じています。
ニンフは、吐き続ける智樹の手をとり、次に行くぞと、歩き始めます。
その光景を見て、イカロスは、自分の中の異変に気がつきました。イカロスは、自分をシステムスキャンしたところ、何も問題ないようです…。
動力炉に痛みを感じたのですが、特に異常ではないようです…。
確かに、好きっってときめくこととか、うれしいとか面白いって笑うこととか…感情を表すこと・開放することって素敵な事ですよね。
それが制限されてしまうことは、悲しいことです。
まだ、そこで、自由に振舞えないときには、感情を押し殺すことになると思います。それは、そこで、認められることにより、その表現を開放する権利を得ることになると思います。
最初から、自己表現として、感情を表現する事もあるかもしれません。そうするともう少し居心地もいいのかもしれません。
もしかすると、感情を殺すこと、開放すること。それは、自分の居場所を見つけることと同じことなのかも知れませんね。
そこが自分の居場所であれば、感情の開放も出来るでしょう。でも、自分の居場所でない場合、感情を封じ込めることになると思います。
自分の居場所…つまり、その場に受け入れられるかどうか?になると思います。
つまり「そこに居ていいのか?」という話になるんだと思います。
その理由が、自分にとってもうれしい理由の場合は、素敵な話になります。
それが、うまくかみ合わないときが悲劇ですよね。
そのギャップは、どうにか埋めることも有るかと思います。それが、大人の世界なのかなと。相手に合わせて自分も変えてみる。
でも、「ここは引けない」というポイントも在るかも知れません。
そこでどうするのか?
自分を合わせる事も、当然、考えるのですが、オプションとして、考えた結果、まったく違う居場所を探すことも、時にはあるということになるかなと思います。
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EDは、「赤い花 白い花/赤い鳥」でした。なんだか、寂しい感じでした。
では、また。
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…の店長 小川和紀