2010年03月25日

特撮TVドラマ「大魔神カノン」の完成披露試写会に参加してきました…

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特撮TVドラマ「大魔神カノン」の完成披露試写会に参加してきました。
取引先さんからの紹介で、この作品の存在を知りました。平成ライダーで、響鬼のプロデューサーを勤めていた方が、この作品のプロデューサーを務めているとか…。
最初、電話で聞いて、カノンの音が、耳に残っていて、「大魔神」とはぜんぜん気づかず、検索してみたところ、公式HPを知りました。
そこで、あの「大魔神」のリメイクと知ってびっくりしたのでした。
そして、完成披露試写会の募集があったので、つい、応募してしまい…。案内状をいただいたということです。
twitterでもつぶやかれているので、フォローしています。

で、その完成披露試写会が、昨日、3月24日に、「スペースFS汐留」(新橋の近く)であったんです。
雨が降ってて、18時半からの開演。ですが、twitterでは、開場前から並んでいる方もいらっしゃるということでした。なので、18時過ぎに、私が、最初受付を覗いたときも、まだ、受付に列が出来ていました。雨の中を並ぶのが辛いので、もう一度地下にもぐって、汐留のam/pmでとりあえず、おにぎりを買い食いして再度、会場に行きました。受付の行列も消化されていたので、スムーズに中に。
ステージの前は、プレス。後ろは関係者。真ん中辺りが、今回、応募した一般の方のようです。若干後ろ側であれば、まだ、席もあったので、席を確保し、時間を待ちました。

最初は、舞台挨拶がありました。主人公のカノン役の里久鳴祐果さん、大魔神(ブジンサマ)、高寺プロデューサーのお三方が登場し、MCは、テレビ東京の前田アナで、楽しいトークがありました。
舞台挨拶が視聴の後ってのは、経験したことがあったのですが、舞台挨拶を最初に持ってくると、裏話を聞いたうえでの作品視聴になるので、作品への親近感も沸いて、良いですね。

主人公役は、1000人以上のオーディションから選ばれたとか、そのオーディションも7ヶ月も期間がかかったとか…。
TV放送が、どのタイミングになるのかは、撮影時には、見えないので…。って、実際は、2009年の10月放送開始を予定していたのですが、2010年4月スタートと、ずらしています。…そんなこともあって、実写版だと、注意しないといけない季節感、そこは、ニュートラルにしたようです。したがって、寒くなればなるほど、気温と服装にギャップが生じてしまい、真冬なのに薄着だったり…。その気温のギャップを埋めるために、貼るホッカイロが多用され、毎回、キャストの中では、今何枚貼っているか?を競い合っていたり…。

44年前の劇場映画「大魔神」が、TV特撮ドラマとして、今リメイクするために、新しい要素をどう加えていったのか?そんなリメイク手法も、面白いとところだと思います。
その方向性の降り方が、作品を解釈するのに、良いかもしれません。

ここで、サプライズゲスト。
大魔神といえば、「ハマの大魔神」。いやぁ、本当に大きかったです。彼は、「大魔神」の名前は、プロ2年目くらいから言われていたようです。最初は、そんな怖くないのに…。と思っていたのですが、愛称がつくことによって、名前を覚えてもらえるということはあるので、ま、いいかなと。そのうちに、他球団では、同じく特撮映画の怪獣の愛称が付けられている選手がデビューしてきたのを見て、ま、「ゴジラよりましかな」と思っていたようです。
ま、いずれにしても、人知を超えた存在。それは、いずれも尊敬の念からの言葉だとおがわは、思っていますが。

一般の方の受付時に、もらった番号札で抽選会がありました。大魔神カノンのTシャツ6着、スタッフパーカー3着だったかな?なんと、私、スタッフパーカーが当たっちゃいました。舞台挨拶の特に、高寺プロデューサーが着ていたグレイのパーカーです。腕のところに「ブチンコ」のイラストが描かれています。

image (7).jpg


舞台挨拶は、最後は、主人公・里久鳴祐果さんの言葉で、締めくくられました。この作品を通して、今、失いかけられている何かを感じてもらいたい。また、主人公・カノンの成長を見てもらいたい。という話がありました。

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で、その後、上映が始まりました。

第1話「歌遠」

寝ているカノンがうなされています。
何やら荒々しくギターをかきむしる男が目の前に見えます。目が合うのですが、その目は、全てが黒目ってか銀色!
気がつくと、高原の湖に自分がいます。
水の中に立っていたので、ゆっくりと湖から出ようとすると、周りは、街の中。ビルに囲まれた場所。ビルの隙間から大きな巨人がこちらを覗いている様子。横のビルの窓ガラスに、なにやらうごめく怪物?お化け?のようなものがビルいっぱいに映りこみます。先ほどの大きな巨人は、そのガラスに映る怪物をビルごと攻撃します。
…そこで、カノンは、目を覚まします。

外は雨。ペットは、カメ。
カノンは、ボーカリストを夢見て東京に進学してきたのですが、東京であった彼と付き合っていたのですが、振られてしまったようです。どうやら、さっきの夢に出てきたギターの彼が、元彼のようです。

その彼氏は、東京の何処かの飯屋で、定食を食っています。そのときに、ニュースでは、一家皆殺しの殺人事件の犯人が死刑になったニュース。店主が話しかけるので、わざわざ振り向いて、テレビを見上げてみたら、たまたま映った犯人の顔。目が合ったような…そんな気がする鋭い目…。

山奥では、一人の青年と爺さんが、ブジンサマと呼ばれる山の岩肌の姿を見上げています。その青年は、ブジンサマの伝説を信じているようですが、爺さんは、そういう言い伝えがあると少し距離を置いているようにも見えます。
爺さんは、頼んだぞ!と言います。青年は、合点承知の助!と言ってバイクにまたがり走り始めます。

カノンは、どうやら引越したようです。街のマンションは、彼の空気があるし、家賃も安い郊外に、調布の辺りに越してきました。何とか新しい生活が始まるようにと、気分を切り替えたいキモチでした。兄貴からのメイルもそんなカノンを応援してくれているようです。

その頃、山奥をでた青年は、スーパーカブで高速を飛ばしています。(…??高速は、125cc以上じゃないとダメなので、この道は、高速じゃないのかな?もしくは、スーパーカブではなくスーパーカブのような中型のバイクなのかな…。)
その青年のバイクの前を走る外車。窓から空き缶を投げました。青年は、その缶をキャッチし、外車に追いつき、缶を返そうとしますが、運転手は、窓を閉め、飛ばします。青年のバイクは、さらにアクセルを空け、車を追い越し、ポーンと後ろに投げます。缶は、車のエンブレムのところにうまくはまり、その車の鼻先に空き缶を立てて走る事になってしまいました。

カノンは、スイッチするために街に出てきました。そう、街は、何かをくれるけど、それと同じくらい何かを奪って行きます。
偶然入ったお店のスクリーンに流れたバンドと歌っているその曲…。認識したとたん、カノンは、新しい生活で、リセット出来そうに思ったのに、思いっきり、落とされた気分のようです。

ある横断歩道で、買い物帰りの女性…、買い物袋が穴が開いたようで、野菜やら果物が道に散乱してしまいます。慌てて拾うのですが、その横を邪魔そうに通り抜けていく若者が居ました。…例の元彼ですね。
横断歩道を渡り、街の雑踏に消えて行く彼の背中を見ている、黒いモヤモヤがいます。そこには、この前の飯屋のTVに流れていた凶悪犯の目が見えているようにも見えました…。



何か、旨く行かなくなり始めると、いろんなことが、旨く行かなくなる事があります。その中で、何かが下げ止まると、好転すると、徐々にどれもこれもがうまく行きはじめたり…。
でもホント、うまく行かないときには、うまく行かないんですよね。なんだか、祟られているのかと思うくらい。そんなときには、カノンのように引越しちゃうってのも手かも知れませんよね。引越しもお金がかかるので、そうそう出来ませんが…。

でも、そうやってくじけそうになったとき、そもそも、どうして、ここに居るのか?何てことも考えて初心に戻ってみるのも必要で、そうすれば、どっちに向いて立てばいいのか?なんてことも気がつくかもしれない。


この作品は、一人頑張っているんだけど、なんだか空回りしてて、悔しがってて、でも、どうにかしたくて、でも、なんだかついていなくて、くじけそうになって…。
そこに、いろんな面々が手助けをしてくれそうな気配ですよね。

いわゆる特撮的な話もあれば、青春モノのような面も。特撮的な話は、いわゆる寓話としての装飾として受け取れば、青春モノ?それは、自分の立場に置き換えて、考えれば、新卒サラリーマンやら、転職から、配置換えやら、なにやら新しい世界で、踏ん張らなくてはいけなくなってしまった自分を応援するための清涼飲料水のような作品なのかも知れません。

パーツパーツは、スーパー戦隊のような特撮やら、ライダーのようなアクションやら、アットホームな仲間やら家族。そんないろんな面があるので、ちょっと温もりが欲しくなった人にも、入りやすく、そして効果がある作品のように思えます。

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今回の完成披露試写会は、第2話もありましたが、ちょっと長くなりましたので、今回は、この辺で。













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では、また。

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…の店長 小川和紀


posted by アニコミMAX小川店長 at 23:42| 東京 🌁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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