アニメの電子コミックの携帯サイトアニコミMAXをやっています。
また、
アニメ専門動画配信ケータイサイト「フルアニMAX」
もやっています。
どうぞよろしくです。
映画「誰かが私にキスをした」を観てきました…
おがわも、たまには、こういう映画も観るわけで…。
チケットが手元にあったので、日曜日に行ってきました。映画館の上映スケジュールを見たら、一日一回の上映しかしておらず、びっくり、やばい、そのうち終わっちゃうんじゃないの!?って思い焦ってしまいました。
本来なら娘と行くところですが、日曜日には、午前10時の一回の上映。この時間は、娘は、習い事に出かけているので、おがわだけ観に行くことにしました。
チケットは、土曜日に、しんちゃんの映画の席を確保したときに取ったのですが…。
失敗しました。これは、デートムービーじゃないですか…。もう少し気をまわしたほうが良かった。一番前とか、ちょっといい場所ではないところにするべきだった…。
チケット売り場で、この辺が中心になりますと教えてくれたど真ん中の席を確保しました。したがって、私の周りには、カップルがいっぱい。
…すいません。デートムービーに来てみたら隣にひとりでおじさんが座ってて…。しかも、おがわは、レビューを書くために、大抵、映画を観ながらメモを取っています。
その様子も不思議でしょうね。だって、恋愛ドラマなのに、一生懸命メモ取ってて…重ね重ねごめんなさい。…<(_ _)>
で、作品の話…。
舞台は、2009年のアメリカンスクール。
ナオミは、イヤーブック制作のスタッフでした。で、その日、階段で、カメラを落としそうになり、それを取ろうとして、文字通り、頭から落ちてしまいました。
救急車で搬送されている時、一緒に乗っていた彼は、誰なんだろう?救急のスタッフには、自分は、彼氏だと言っていた…。
と、ナオミが目を覚まします。
そこは、病院。
彼は、ナオミが頭を打って、自分のことを彼氏だと思い続けてくれたらいいなぁと思ったようです。また、キスしたいと思ったようです。
でも、君は、彼氏持ちだし…と言います。
どうやら、その男子は、彼氏ではないようです。
父親が、着ました。
ナオミが記憶がいくつか飛んでいる話を聞いて、動転しています。
覚えていない事リストを作成しよう!と提案します。でも、覚えていない事は、気づかないから覚えていないことであって、それは、スラスラ口からは出てこない。生活しながら気づくこと。
そんな気が動転しているパパに、ナオミは、聞きます。
ママは、いつ来るの?
パパは、さらに動転します。どう説明しようかと…。
それは、ナオミの悪戯。母親が、亡くなっているのは、知っています。
どうやら古い記憶は、残っているようです。最近の記憶が無いようです。
病院にお見舞いに来てくれた人がいます。
この人が彼氏?彼は、彼氏ではないようです。「イヤーブック」の制作スタッフのミライです。彼は、優しくて、細かくて…。
病院が退屈だろうと、iPodとオリジナル編集のCDを持ってきました。iPodには、オリジナルのプレイリストが入っています。なんて粋なお見舞いなんでしょうね。
退院することになります。自宅での生活は、記憶を呼び戻す刺激になるかと。帰りの車の中…。不安になります。知っている街ではない…。
パパ、ここどこ?
引っ越したんだよ。これもリストに加えておこう。
どうやら、ナオミの記憶には、今の家は、無いようです。
家についても落ち着きません。
自分は、どんな娘だったんだろう?ナオミは、アルバムを見ます。そうやって自分を知ろうとします。
その夜、窓から一人の男子が入ってきました。当たり前に、キスをします。この人が彼氏?
そうかもしれないんだけど、全然知らないし、突然男子が窓から入ってきて、キスして…。ナオミも気が動転しています。
あくる日から学校に行ってみます。インターナショナルスクールです。基本英語だったりします。なんだここ。って感じです。パパに送ってもらったのですが、ちょっと無理っぽい…。及び腰です。
授業授業がもう情報の洪水で、疲れます。で、つい寝てしまいます。
ランチも落ち着かなく、外に出てしまいます。
そこで、救急車に一緒に乗ったユウジに会います。ナオミは、震えちゃって震えちゃって…。ユウジは、シャツとジャケットを貸します。
その日は、全然だめですね。
やっぱり授業中に寝てしまいます。
周りは、心配して話しかけてくるけど、今の自分からみると、「初対面」。精神的に疲れる。
(やっと)授業が終わって、「イヤーブック」の集まりに行きます。
正確に言うとそこにも居場所は、ありませんでした。
どうやら、そこでは、編集長として取り仕切っていたということですが、もう、何がなんだか…。理解はするものの実感が無い…。
その流れで、ミライに車で送ってもらうのですが、途中で、ユウジを見かけます。放っておけないナオミは、ユウジも乗せてあげたいと言って、車に乗せてあげて送ることに。
事故った時、今日の昼間とか、困っているときに、支えてくれたので、素直にお礼を言いたくて。
ホームパーティがありました。ナオミは、「彼氏」のエースと参加します。でも、そのうち、消えてしまって…。見つけられず、そのうち酔っ払っちゃって、気持ち悪くなって、仕方なく、パパに電話します。
迎えに来てくれたのですが、友人夫婦と出かけたはずなのですが、バラの香りの女性と二人になっている…。「知っている人」なのか?誰なのか?
夜中に、また、エースは、窓から入ってきました。
エースは、付き合っていた彼氏。以前のような付き合い方ができるかどうか?聞くのだが、今のナオミにとっては、エースも知らない人。無理無理。
エースも「彼氏」とて困ってしまう。
そんなこんなで、何気ないコイントスで、ナオミとナオミの周りの人たちの「今」が崩れてしまいました。
だって、今ナオミにとっては、知らないことなんだもの…。仕方が無いって言えば、仕方が無い。
あ、失敗したとか、これ無しナシ無しにしたいとか。
これ、やらざる得ないよなぁ、こうなった以上…。
無理無理、そんなの自分出来ないし。
なんて感じで、過去を無しに、リセットできたら、もしかしたらスムーズに行くんじゃない?的なことって時々ありますよね。
前こうだったから、今回、こうした。その流れからすると、次回は、あれかな?と流れが出来てしまうって事もあります。
そこがリセットできたら…。
あそこで、角を左ではなく右に曲がったから、今の自分がある。左に曲がったとしたら、今の自分は、こうなっているだろう…。とか。
実際の生活の中では、いろんなしがらみの中で生きているので、そんな簡単にスイッチできないし、ましてやリセットなんか出来ないと思います。人間、義理と人情の中で生きているため、なかなかその関係を断つことが出来ないですよね。
ナオミは、今回の事故を好意的に取ると、リセットできたことにより、再検証出来た。ということも言えると思います。
これが、実際にその現実の中で、彼氏の再検証なんかしていると大変かと思います。でも、しがらみ無く再検討できた。
これも、自分の中に客観的に、状況を観察する目が出来れば、多少は、客観的な判断が出来るのかもしれません。
今の周りの人たちに、出会う前の状態にフォーマットして、もう一度、考える。頭の中で、じっくり再検討するのも良いのかも知れませんね。
それは、彼氏彼女の話だけでなく、自分が判断して、得られるポジションの話は、すべて言えますよね。所有物もそれかも知れない。
後、パパも素敵なことを言っていました。
そうやって大事で大事で、死ぬまで一緒だ。忘れるはずも無いと思っていたことも…そのうち、ゆっくりと忘れていっちゃう。
もっと他愛も無いことだと、もっと簡単に忘れてしまう事だってある。
ナオミの場合は、事故で一瞬にして、それを成し遂げたのですが、何年かかけると、ゆっくりと初期化できちゃう。
そうすることによって、人間は、新しい自分に成れるのかも知れません。
##
辛いこともうれしいことも、そのうち、忘れていっちゃう。それは、そこに、また、新しい思い出を当て込むため…かな?
…まぁ、忘れるのが辛いって事もあるけど、やっぱり、人間うまくできているなぁ…と。
##
では、また。
アニメの電子コミックの携帯サイト アニコミMAX
他 アニうたMAX アニうたMAXフル フルアニMAX
…の店長 小川和紀