2010年07月21日

「さらい屋 五葉」 第十一話 「失礼つかまつった」を観ました…

どうも、アニコミMAX店長の小川和紀です。
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「さらい屋 五葉」 第十一話 「失礼つかまつった」を観ました。

イチが、マサのところに来ました。マサは、刀の手入れをしていました。マサは、五葉の仕事では、刀は、使わないつもりのようです。たとえ、イチを守るためでも、峰打ちで対処のつもりのようです。
今回の五葉の務めは、旗本のせがれをさらったようです…。

梅の店に、五葉たちが集まっています。梅は、五葉の務めが必要なくなった…まとまった金が必要ではなくなったようです。マサも自分でどうにかしようとしている。
そんな中、五葉の務めをしていく必要があるのか?と、梅は、疑問を投げかけています。
どのメンバーも、感じているのですが、何だが、五葉の存在自体が不安定になっているようです。

旗本の嫡男をさらっての身代金の受け渡しに、イチは、マサと向かいます。イチ曰く、旗本というのは、話が表ざたになるのを、好まないので、仕事がやりやすいようです。

しかし、今回の相手は、違ったようです。
金は、足元に置き立ち去る…と指示を復唱しますが、金は、求めの額の半分しか持って来ていないようです。人質は、返す必要は無く、その金は、手間賃だということです。人質は、内密に処理して欲しいといいます。もし、表ざたになった場合は、五葉の名前が、瓦版に載ると…。
イチは、内密に処理をする理由を聞きます。そのせがれは、主の血をひいていない、真の世継ぎではないということのようです。
松は、そんな話は、無いと否定しますが、おたけは、父親が別の場合は、こういう話になるのかもしれないと…。
いずれにせよ、面倒な人質が残ってしまいました。梅は、薬が切れそうな時間だから、もう一回薬を含ませておくか?とイチに言いますが、イチは、人質の頬を打ち、起こしました。
そして、先ほどの主人が取った行動のあらましを話します。

梅には、イチのその行動が、理解できませんでした。
イチの背中をみるマサには、理解ができたようです。旗本のせがれが、さらわれ、要らないと言われ陰で処理をされる…、それを見たかったのではないか?八木殿が昔、仲が良かった隣の病死した息子。…イチは、かどあかしにあい、病死として処理されたのか…と。

ご隠居のところに、梅とお絹が来ました。
先客いました。ご隠居の昔からの知り合いとか…。薪割りをしています。お絹は、食事を作ります。
梅は、この間の旗本の息子の話をしました。結局は、人目につかない林に放したようです。その後は、本人次第。それもイチの指示。梅には、イチの言動が理解できなくなってしまっています。なので、これ以上、付き合うのも厳しい。
お絹の食事の用意ができたようで、ご隠居は、梅たちと、表の男とを、それぞれ、紹介することになりました。
梅は、なにやら、変な感じがして、自分の素性は、正直に紹介しませんでした。
「仁」と言った者も、梅も足を洗ってしばらく経っているということで、「誠之進」の行方などを聞くことは、しませんでした。

マサとイチ…。マサは、イチが帰る方向が、桂屋じゃない方向だったので、気になり、着いて行きます。イチは、どうやら、その後の加納家の状況が気になるようです。
その場所に、男が現れました。イチを狙っているようです。
マサが、「誠之進」をかばうときに、「弥一殿」と呼んだので、「誠の進」が名前を替え、なりを潜めていたことを男は、知ります。その場は、その男が、引きます。しかし、次は、白楽の一人としてけじめをつけると言い残して去りました。



急激に、吐き出すように、弥一の過去が、湧き出てきました。
それも、マサが、ずっとぐっと踏み込んでいたからでしょう。
いろんな情報が繋がり、弥一が見えてきました。

弥一も、他の五葉たちと同じで、過去にとらわれた人でした。
これまでは、一人、飄々としていて、生活の匂いがしない感じでした。すべてを悟りきっている感じがあったのですが、それも、そうさせてしまう過去があったからなんですね。
面白いのが、八木が見た「誠」。仁が見た「誠」。宗次が見た「誠」。五葉たちが見た「弥一」。それぞれが、同一人物であり、とてもじゃないですが、同一人物とは思えない…。

やっぱり、今は、過去の積み重ねでしたね。
過去があるから今がある。今があるから未来がある。
その連続の先を意識して、今を生きないと…。
イチは、例の事件の時に、多くのものを「諦めてしまった」のかも知れません。
その間違って縫い付けてしまった過去を、マサは、地味に、縫い直しているのかもしれませんね。

やはり、勝手に走ったり、勝手に自己完結したり、することは、危険な話で、大きく何かを変えるジャッジに関しては、よくコミュニケしないといけないなとは、思いますね。
同じうどんでも西と東じゃ全然違うし。やはり、感じ方は、人固有のもの。つまり、言葉に落とし込んだとしても、細かいレベルで言うと異なるということです。

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正義も世界も人の数だけ存在しているわけで、それを、自分で結論付けるのは、非常にリスクがあるという話。それを補正するのは、コミュニケ、完全では無いけれど…。



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イチがいよいよ追い込まれましたね。さて、次回最終回!

















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では、また。

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posted by アニコミMAX小川店長 at 18:23| 東京 ☀| Comment(0) | 新着情報、周辺情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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