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「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」第2話「俺が妹とオフ会に行くわけがない」を観ました。
放課後の桐乃。何だか流れで、来栖と一緒に帰ることになる。来栖は、思ったことをすぐに口に出す性格のようで、ゲームマニアが情報交換しているところ見て、「ヲタクうぜー」とか言っています。桐乃は、反応できず。
京介が、正座をさせられ、詰められています。というのも、「宿題」のゲームが全然進んでいないんだそうです。京介は、そういうゲームをやったことが無いので、そんなに力も入らないし、普通に3日間を過ごしていたようです。桐乃は、その期間があれば、フルコンだそうです。舌打ちです。
で、桐乃は、設定で、ヒントが出るようにして、これで出来なきゃ死んだ方が良いと、ノートパソコンを京介に戻します。後がつかえているから早く済ませと言うので、京介は、誰かに貸すのであれば、先に貸してよいと遠慮するのですが、断じてそうではなく、この先、控えているのは、桐乃が想定している、これから京介がこなすべきゲームリストだそうで…。まだまだ、京介のエロゲ道は、始まったばかりで、何も分からないでしょう…と。
自然に回避方法が出てきました。そんなにゲームの話がしたいなら、学校の友達と話をしろと。…と困り果てながら、桐乃の顔を見上げると、理解できました。どうやら、桐乃は、学校には、そういう事を話が出来る友達が居ないようです。…そこで、兄からの提案。同じ趣味の友達を作ること。同じ趣味なら馬鹿にもされないだろうし、…つまりは、オタクの友達を持つということ。
でも、桐乃は、オタクたちと一緒に見られることを嫌います。
ソコは、京介も突っ込みます。京介は、桐乃の事を馬鹿にしていないのに、桐乃は、なぜ、他のオタクと一緒にされるのが嫌なんだ?と。
桐乃が言っているのは、世間体のことだと言います。確かに、アニメもエロゲも好きだけど、学校の友達も好き、どっちも同じくらい好き。両方好きで、どっちかを選ぶと言うことは出来ない。
でも、オタクが世間から冷たく見られているのは、良くわかっているし、特に女子中学生は、日本で一番オタクを毛嫌いしている人種だし…。だから、家族はともかく、学校の友達にバレルのは、絶対に嫌だと言います。っていうか、学校に行けなくなる。
兄からの問題解決方法の提案は、友達にばれないように、オタクの友達を作る…という突破口でした。でも、具体的な手法が提案できるわけではなかったようです。…期待していた桐乃は、「使えねぇ」と、舌打ちです。
兄としては、何かどの突破口を何とか抜け出す船を見つけなければ、ならないわけで…。学校で、思い悩んでいると、麻奈実が心配して声をかけてきます。最初は、いいよと言っていたのですが、相談してみます。
どうやら、船が見つかったようです。
その夜、京介は、桐乃に、オタク友達を作る手段の提案をします。SNSの漫画やアニメのコミュニティに入って、友達を作って、オフ会とかあれば、会ったりして、ヲタクな友達を作ればよいと言う方法です。
実際に、SNSに入って、コミュニティに入ってみます。で、お茶会参加希望と接触とってみると、早速、管理人さんから返事が来ました。で、来週のお茶会に参加することに♪
場所は、秋葉原です。桐乃は、両手をあげて喜んでいます。テンションが上がっている桐乃に京介が忠告、廻っている時間は、無いからオフ会終ってからにしろって。桐乃は、近くを歩くな、デートと思われると嫌とか言います。
じゃあ、後は、勝手にしろと、放棄しようとすると、一緒に来てとか言うし、もう、言うこととやることがバラバラです。どんな子が来るか、分からないし…と心細そう。
京介は、何をすればいいんだ?そもそも、その集まりは、女子限定だし…と。桐乃は、強引で、女装でもすれば?と、そのあたりは、一般の方より、ゆるく境界を越えることが出来るようです。…しかも、何で美形に生まれなかったの?というコメント付です。美形だったら女装しておくところでした。
兄・京介は、しっかり助け舟を用意しました。先に、その場所に乗り込んでいて、その席の近くから見ておく。口出しとかは、出来ないけど、それでいいか?と。桐乃は、それで納得です。
京介は、その会場に行くのですが、ソコは、メイド喫茶でした。一人ではいることになってしまっているので、ビビリまくりです。かと言って、兄としては、それは、放棄できず…。席に着くことになります。
メニューの文化の違いと戦っている時に、メイドが来ました。彼女は、注文を聞くのではなく、京介のことをなんて呼べば良いのか?というオーダーを受けに来たのでした。「ご主人様」「旦那様」「○○くん」「お兄ちゃん」など…。何でもいいです。って答えたら、よりにもよって、「お兄ちゃん」って呼ばれてしまいました。
「お兄ちゃん、何食べる?」って聞かれます。
じゃ、オムライス…と注文したところ、ケチャップで書くメッセージの内容を聞かれます。とりあえず、すべて、お任せにします。
そこに、「お帰りなさいませ、お嬢様」で迎えられた団体が来ました。どうやら来たようです。その中で、一人飛び出てでかい人がいます。驚いていると、その女性が、対応したメイドに名乗ります。沙織・バジーナは、バンダナ、ぐるぐる眼鏡で、チェックのシャツの長身の女性でした。昨日のパソコンの画面で妄想していたイメージは、京介の口から噴出した水と一緒にどこかに飛んでいってしまいます。
水をこぼしたので、すかさず、メイドさんがハンカチを持ってきてくれます。そんな様子を桐乃は、「何やってんの?!」と睨んでいます…。
長身の沙織さんの仕切りで、「オタクっ娘あつまれー」のオフ会が始まります。開会の辞をしゃべっているようですが、口調がどうも、おかしいです。忍者ハットリくんのようです。
そんな様子を離れたテーブルから見て、キャラのコスプレや普通の地味な格好が多い中、桐乃は、おしゃれな感じで、浮いています。周りは、アニメのオタクなんですが、桐乃の場合、表面は、雑誌のモデルの顔もあります。アクセサリで話が繋がりそうになるのですが、雑誌のモデルだと、限定モデルとかも見に着けるわけで、その時に、買ったので、一般の人が見つけないおしゃれなものを持っているわけです。周りがしゃべっているアニメのネタについていけてるわけではないようで、どうも、取り残されてしまいました。周りでは、共通ネタを探し、それで、話が、各自弾んでいってしまいました。となると、回りのしゃべりは、耳に入ってきても音声認識できません。もしかしたら楽しかったかも知れない、その場は、桐乃にとって、とっても淋しい場になってしまっています。
そんな光景を見ている京介の所に「大好きお兄ちゃん」ってケチャップで書かれたオムライスが運ばれてきます。能天気な声のメイドは、「とっても美味しくなるおまじないをしましょう♪」と。
でも、その向こうでは、一人ぼっちの妹が居て…
…あらすじは、ここまで…。
桐乃は、オタクの友達を作ろうと一歩踏み出します。それをサポートする兄・京介。
桐乃は、多面体なので、すごいですよね。頑張っている。
勉強が出来る。スポーツも出来る。ファッション誌のモデルもしている。そして、アニメ、エロゲもやる。
複数の面を持っている。逆に、複数持っているからうまくバランスが取れているのかも知れません。それぞれの面で、ある程度こなさないといけないと言うプライドの高さが、彼女を追い込んでいるのかもしれませんね。ま、それは、それぞれに対し、一生懸命になれるというプラスの面があるので、悪くは無いのでしょうが、やはり、追い込んでしまうと所は、ちょっと心配ですよね。
今回、兄・京介がアニメ、エロゲの方の面をもう少し広げてバランスとらせるために、オフ会まで出て行くことになりました。ここで、学校と言う世界だけではない、もうひとつの世界で自分を演じることで、バランスをとろうとさせます。
これには、私も賛成です。
オタク度にドライブをかけるのは、リスクもあるのではないか?と言う方も居るでしょうが、そうではないと思います。
桐乃の場合は、学校(勉強、部活)、ファッション誌モデルとバランスをとるためのオタクです。
おがわが、言いたいのは、こうやって、自分が属している世界を複数持つのは、良いことだという話です。
なんで?って話ですが、自分の世界が、ひとつしかないと…。分かりやすく書くと、「自分が属している組織」がひとつしかないと、ソコでの存在否定は、自分の存在否定に直結してしまいます。
しかし、他に自分の存在理由があると、全否定にはならないと言うことです。ありがちなのは、仕事は、辛いが、週末の趣味の園芸の為に、平日は、頑張っている…っていう、趣味と会社でバランスをとるパターン。多いと思います。
おがわの場合は、なんだろ?酒?
大人の場合は、逃げ場がなくなると転職したり、引越ししたり、自分の属している組織を自分が変更することが出来ます。
でも、心配?なのは、子供なんですよね。
おがわも、高校時代、ふざけて、学校中から指差される存在になってしまったことがあります。クラスや同じ中学の出身者、部活の中で、浮いちゃいました。その時は、自分の仲間を作って、彼らとつるむことにより、不便さを感じることを無くしました。
何したの?って話ですが、生徒会の選挙に立候補したのですが、定員だけの立候補で、信任選挙だったのですが、圧倒的に票を獲得しようと、楽しい立会演説にしようと、ラジカセを持ち出して、クラシックにあわせて踊って登場し、BGMを流しながら、自己紹介などを行い、演説をしました。最後に、当時のアイドル歌手の歌を歌って時間オーバーで幕締め。
生徒会役員選挙史上、いわゆるパフォーマンスを行う人が居なかったので、なんと、不信任になりました。
近い人からは、やりすぎと言われ、ちょっと遠い人からは、バカじゃないの?と、「自分たちと違う」という排他機能が働いたのか?それまで属していた組織からはじき出される格好になりました。
さすがに、ちょっと孤独でしたね。
そんな過去が、あるので、娘が、学校でバカやって、先生に怒られたとかいう話は、一通り理解できます。多分、ぼくの方が小学生の頃は、やんちゃでしたから。って娘は、女の子だしね。
で、そんな孤独を感じた時に、自分の存在意義を自分で作ることが出来るか?というところですね。心配なのは。
娘も、私の娘ですので、浮いてはいるんですよね。
だから、習い事にいくのは、学校と違う世界で、振る舞い、自分の位置を確率するという話に繋がるので、おはわは、そういう意味で、行くべきだと認識しています。
習い事も、いわゆる趣味嗜好でくくる話になるので、複数行くと、面白いです。それぞれが、違う属性の集まりなので。
それぞれを、自分なりに、挑戦することで、自分自身も、友達も、世界観も、複数バランスすることになるかと思います。
どこかで、凹んでも、他が、穴埋めしてくれると思います。それは、自分のこともそうだし、友達のこともそうだし。
ソコでの振舞いで、面ごとに、なかなか文化も違うでしょうし、そこでの相手とどう付き合うのか?勉強していくんでしょうね。
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って、事で、桐乃の挑戦は、すばらしいと思います。
数年後の娘を見ているような気もしたりして…、応援したいと思います。
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娘としてみてしまうと、ダメだ、どんなに怒ってても、ダメだ、なめてしまって、わざと、さらに怒らせるようなことをしようとしてしまう…。
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では、また。
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