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今日は、アニコミ制作の舞台裏の話の続きをします。
先週、静止画にいろいろ情報を書き込んで、静止画で表現できていない「音」「動き」を表現していく…と言う話しをしました。
その後、何を行うか…が、今日のお話です。
さて、静止画に動きや音を加え、作品として見れるものになって来ました。
次の工程は、大変重要な工程です。
ある意味、作品に魂を入れるような工程です。
版元のチェックです。
アニコミを作るのは、これまで話しをしたように、アニコミの制作の現場で作成します。つまり、原作でもないし、アニメを作った現場でもないところで、制作します。
従って、他人が作成することになりますので、アニコミの制作現場が、作品や台本を通じて、版元さんの意向がうまく汲み取れていない場合、表現手法や表現の方向性などがうまく一致しない場合もあります。
そんな場合は、修正箇所や修正理由などの情報を版元さんから頂き、制作の現場は、それに基づき、修正作業や趣旨の再構築などを行います。
作品を立ち上げ始める第1話の初稿などは、そのあたりの探りあいから始まります。
修正箇所が発生する場合は、修正と校正が何回か行き来し、両社で納得した作品が上がってくると言うわけです。
これは、当然、回を重ねることにより、原作者の意図や作品への思い入れが理解できてくるので、大きいブレが出なくは、なってきます。
とは言うものの、最近は、表現が細かく良く出来ている作品が多くなってきているので、一発で校了なんて作品は、まずありません。
このようにして、アニコミの制作の現場で作る作品に原作者の思い入れを注入していきます。
以上のようにして、版元チェックで魂を入れたアニコミの作品が、アニコミMAXにて配信されていると言うわけです。
そんな渾身のアニコミ作品がアニコミMAXで配信されています。
まずは、無料お試しからでも…
では、また。
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アニコミMAX店長 小川和紀