2011年03月28日

そろそろ、ベムとウィードが終わっちゃう…ニコニコ動画「フルアニMAX」チャンネルの編成

どうも、アニコミMAX店長の小川和紀です。
アニメの電子コミックの携帯サイトアニコミMAXをやっています。
他にも
アニメ専門動画配信ケータイサイト「フルアニMAX」
ニコニコ動画公式チャンネル「フルアニMAX」
もやっています。
どうぞよろしくです。

ニコニコ動画で、「フルアニMAX」って公式チャンネルを運用しています。
去年の11月中旬に配信開始したので、そろそろ、半年を迎えようとしています。
半年というと、番組編成の季節ですね。

おがわは、それで、ずっと、頭を悩ませています。
今かけているアニメは、
月曜日更新:「妖怪人間ベム」
火曜日更新:「ゲンジ通信あげだま」
木曜日更新:「銀牙伝説ウィード」
金曜日更新:「人造昆虫カブトボーグVxV」
です。

この中で、
月曜日更新:「妖怪人間ベム」
木曜日更新:「銀牙伝説ウィード」
が2クールなんですね。

その後釜を決めなくてはいけない。

って事で、悩んでいました。
作品を選んでおしまいってわけじゃないんですね。
当然ですが、配信までの準備を行うわけで…。

権利者さんの調整は、もちろん、素材の手配、からコーナ制作、権利者さんの確認を経て、配信にこぎ着けます。

で、諸々、水面下で、調整をしつつ、来月中旬の配信開始に向けて調整していたのですが、今日いきなりの調整の揺り戻し。
ある大人の事情で、差し替えの検討をしてくれと、依頼が来て…。でも、もう準備は、始めてて、あれこれ悩むのは、数分。各所調整して、次回、配信予定の作品の次に配信しようと思っていたものを、繰上げて配信することになりました。

何を配信するのか?その理由は?
それらは、時間が解決するものなので、出すべきタイミングで、情報を開示します。

ま、いずれにしても、どんなときも、人生・臨機応変ですね。

##
今度の金曜日の生放送では、カブトボーグの幻のDVD-BOX企画の発表をします。
お楽しみに♪





















##
では、また。

アニメの電子コミックの携帯サイト アニコミMAX
他 フルアニMAX…の店長 小川和紀


posted by アニコミMAX小川店長 at 18:13| 東京 ☀| Comment(0) | 制作裏話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月16日

アニコミは大変〜版元チェックで魂を入れる〜

どうも、アニコミMAX店長の小川和紀です。
アニメの電子コミックの携帯サイトアニコミMAXをやっています。

今日は、アニコミ制作の舞台裏の話の続きをします。
先週、静止画にいろいろ情報を書き込んで、静止画で表現できていない「音」「動き」を表現していく…と言う話しをしました。

その後、何を行うか…が、今日のお話です。

さて、静止画に動きや音を加え、作品として見れるものになって来ました。
次の工程は、大変重要な工程です。
ある意味、作品に魂を入れるような工程です。

版元のチェックです。

アニコミを作るのは、これまで話しをしたように、アニコミの制作の現場で作成します。つまり、原作でもないし、アニメを作った現場でもないところで、制作します。
従って、他人が作成することになりますので、アニコミの制作現場が、作品や台本を通じて、版元さんの意向がうまく汲み取れていない場合、表現手法や表現の方向性などがうまく一致しない場合もあります。

そんな場合は、修正箇所や修正理由などの情報を版元さんから頂き、制作の現場は、それに基づき、修正作業や趣旨の再構築などを行います。
作品を立ち上げ始める第1話の初稿などは、そのあたりの探りあいから始まります。

修正箇所が発生する場合は、修正と校正が何回か行き来し、両社で納得した作品が上がってくると言うわけです。

これは、当然、回を重ねることにより、原作者の意図や作品への思い入れが理解できてくるので、大きいブレが出なくは、なってきます。
とは言うものの、最近は、表現が細かく良く出来ている作品が多くなってきているので、一発で校了なんて作品は、まずありません。

このようにして、アニコミの制作の現場で作る作品に原作者の思い入れを注入していきます。
以上のようにして、版元チェックで魂を入れたアニコミの作品が、アニコミMAXにて配信されていると言うわけです。

そんな渾身のアニコミ作品がアニコミMAXで配信されています。
まずは、無料お試しからでも…

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では、また。

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アニコミMAX店長 小川和紀
posted by アニコミMAX小川店長 at 10:58| 東京 ☀| Comment(0) | 制作裏話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月08日

アニコミは大変〜静止画を歌わせる。踊らせる。〜

どうも、アニコミMAX店長の小川和紀です。
アニメの電子コミックの携帯サイトアニコミMAXをやっています。

今日は、アニコミ制作の舞台裏の話の続きをします。
前回までで、どのシーンを使ってドラマとして仕立てるのか?ってスタンスで、シナリオライターさんとかが登場し、アニコミ用に台本を書いて、組み立てて行くって話しをしました。要は、2万枚から100枚の紙芝居を作る感じですね。
さて、そのように動画から静止画が抽出できたら、今度は、静止画で表現できていないことを静止画の中で演出していきます。

例えば、
・動きが無い
・音が出ない
などの動画と静止画の違いがあります。

動きに関しては、効果線。
音に関しては、効果音。
もちろんセリフに関しては、フキダシ。

このようなインターフェースで表現していきます。

しかも、作品の世界観、キャラクターの性質、ストーリーの演出上、必要に応じて、フォントに関しても定義、変更します。

丸いフォント、四角いフォント、太いフォント、細いフォント、流れるようなフォント、裂けるようなフォント、フォントに色を…と、変化を持たせたりもします。
また、キャラクター、シーンによって、カタカナ、ひらがな、英語…を使い分けたりもします。

例えば、

ぼく
ボク
いろんな「男性の一人称」があります。

ご覧頂いた方は、お気づきでしょうが、ウィッチブレイドの変身後の効果音は、英語での演出になっています。
もともと、ウィッチブレイドは、アメリカンコミックが原作となっており、効果音も英語がウィッチブレイドらしいだろうと。それで進めています。
アニコミで言うところの2話で、雅音は発動しますので、効果音の変化をお楽しみください。

効果線は、動きを表現するのにとても有効です。これを使うことにより、動きのあるシーンを少ないカットで表現することが出来ます。

ね、いろいろ考えてるでしょう?
って言うか、やはり、動きや音ってすばらしい情報量ということなんですよね。それをどう静止画で表現するか?ってことですね。

以上、平たく言えば、TVやDVDのフィルムからコミックを作るって感じですよね。
静止画に、フキダシ、効果音、効果線をのせていく…。
そうすることによって、黙っていた静止画が歌い踊りだします。

以上で、一応、作品として見れるアニコミが出来上がります。
実は、これで終わりではないのです。この後、大事な工程が待っています。
それは、どんなことか?続きは、また次回。

静止画の上で、どう動画を表現するのか?そんな生みの苦しみを味わった作品たちを、是非、ご覧ください。

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では、また。

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アニコミMAX店長 小川和紀
posted by アニコミMAX小川店長 at 11:08| 東京 ☀| Comment(0) | 制作裏話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月24日

アニコミは大変〜最近の作品は良く出来ている〜

どうも、アニコミMAX店長の小川和紀です。
アニメの電子コミックの携帯サイトアニコミMAXをやっています。

前回は、2万枚の紙芝居から100枚の紙芝居を作るときに、適当に抜いてきただけでは、話が通じないので、ちゃんとシナリオライターを立てて、このシーンとこのシーンでこう話を流していく…と、アニコミの裏話をしましたが、実際は、もっといろんなことに気を使って制作しています。

タイトルにも書きましたが、最近の作品は、良く出来ています。

1話完結ものばかりではなく、全体を通じて何かを語る作品も多くなっています。もうドラマ仕立てです。いろんなドラマが交錯し、話しも複雑になってきています。
…となると、最初の何気ないシーンが、後で重要になってしまうこともあるわけですね。
そうです。伏線を張っているものも、最近多くなってきています。
ウィッチブレイドでも、迷子になったらここね?って場所は、時々出てきています。その都度、迷子になってんだ…。…とそのシーンを見てしまいます。

また、話しの内容が複雑で、登場人物も複雑に絡み合っているので、いろんな立場での説明のシーンが特に全般や話の流れが大きく変わるときに出てきます。単なる固有名詞か…と流していると、結構重いキーワードだったり…。

…ってことで、何を生かして、何をカットするか?
制作に関わるには、その作品を正しく理解しておく必要があります。

それが、事前準備として、なかなか大変なところかと…。

以上で、ばっくりではありますが、どんなシーンで組み立てるか?の抽出が終わりました。
ここから、そのシーンを使って、どう伝えるかの演出が始まります。
続きは、また次回。

是非、そんな生みの苦しみを味わった作品たちをご覧ください。

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##
3月24日に生放送した「みんなで参加!時東ぁみのアニコミMAXワールド」のオンデマンド放送は、4月23日月曜日をもって終了させていただきました。
ご覧頂いた方、ありがとうございます。
見逃した方、ごめんなさい。
見逃したっ!って方は、どんな内容だったか周りの方に聞いてみてください。

では、また。

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アニコミMAX店長 小川和紀
posted by アニコミMAX小川店長 at 12:47| 東京 ☁| Comment(0) | 制作裏話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月18日

アニコミは大変〜考えなしにカットすると話が通らない〜

どうも、アニコミMAX店長の小川和紀です。

アニメの電子コミックの携帯サイトアニコミMAXをやっています。

当店で主作品として扱っているアニコミってのは、アニメコミックの略でフィルムコミックとかとも言われている、アニメベースの電子コミックなんですね。

前回、「アニコミは大変〜競争率200倍の狭き門を潜り抜けてきたセル画たち〜」としてアニメの作品の1パート2万カットのうち100カットくらいしかアニコミで使用されていないというショッキング(!?)な、お話しをしました。

今回は、その続きです。

100カットを選り抜くって大変なんですよって話しです。

当然、200枚毎に1枚抜くなんてことでは、話が通じないのは、理解できますよね?

で、みなさん、アニコミを無料立読みとかしてみて、お気づきもしくは、感じないと思いますが、見てて、そんなに、違和感無いですよね?多分、コミックの経験、コミックベースの電子コミックの経験がそうさせているのだと思うのですが…。

つまり、話が通じるように、コマを抜いているわけです。…当たり前っちゅうと当たり前なんですけど。

200枚のカットを前にして、カットして良いコマ、カットしたら話が通じなくなるコマを抽出していきます。

実際、ケータイで、指でボタンを押しながら、読んでいることを想定して、コマとコマの間の間が長くないか?短くないか?っていうテンポ感も考えます。

ってことで、まずは、アニコミを作るに際し、シナリオライターが登場します。12分のパート、つまり2万枚のコマを100枚のコマでどう表現するのかを考えていきます。
2万枚の紙芝居から100枚の紙芝居を作るって感じですね。

ここで、制限があるのは、ファイルの容量なので、コマ数が多く欲しいときには、ファイルの圧縮率を上げて…相対的に画質を落として、コマ数を上げることもあります。
逆に画像のクオリティを上げたいがために、圧縮率を下げずに、コマ数を減らすこともあります。
そのあたりは、制限のあるファイル容量のなかで、どう表現するのか?のせめぎあいです。

ね?メンドくさそーでしょ??

その他にも、悩ましいことが、いくつか存在します。

続きは、また次の機会で…。

そんな2万枚から抽出された100枚を次々めくって見ていると思えば、アニコミ読んでいるときの、ワンクリック、ワンクリックが有難く感じてしまいますよね。

是非、シナリオライターが生みの苦しみを味わった作品をご覧ください。

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実は、そのあたりを私の生声で熱く語った番組がありまして…
3月24日に生放送した「みんなで参加!時東ぁみのアニコミMAXワールド」を、オンデマンド放送してます。…アニコミや、アニコミMAXの裏話が聞けます。
放送期間は、4月23日月曜日まで。
前半の
・「熱血!!小川店長「アニコミMAX」を熱く語る!!」
・ハロさんの「アニコミMAXも出展していた東京国際アニメフェアのレポート」
・「熱血!!小川店長が激白!!「アニコミMAX」制作丸秘裏話」
が流れます。
※後半のプレゼント大会に関しては、生のお客さんとのコミュニケの時間なのでカットしています。

もし、周りに見逃したっ!と悔しい思いをされた方がいらっしゃいましたら、教えてあげてくださいね。
期間限定なので、お見逃しなく…。

では、また。

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アニコミMAX店長 小川和紀
posted by アニコミMAX小川店長 at 12:09| 東京 ☁| Comment(0) | 制作裏話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月12日

アニコミは大変〜競争率200倍の狭き門を潜り抜けてきたセル画たち〜

どうも、アニコミMAX店長の小川和紀です。

アニメの電子コミックの携帯サイトアニコミMAXをやっています。

当店で主作品として扱っているアニコミってのは、アニメコミックの略でフィルムコミックとかとも言われている、アニメベースの電子コミックなんですね。

突然ですが、
TVって秒間30枚のセル画がパラパラ紙芝居になってて…。
…って言うのは、皆さんご存知ですよね。

で、アニメ1話って、30分番組で、CM挟んで前半、後半…それぞれAパート、Bパートって呼ぶんですが、それぞれ12分くらいだったりします。

ってことは、Aパートだけで、
30枚/秒 x 60秒/分 x 12分/パート = 21600枚/パート
ってことで、2万枚程度のカットがあるわけですね。

そこからパートごとに、アニコミファイルを作るわけですが、実は、ファイルの容量制限があるのです。キャリア側の制限なのですが、1.5MB程度が上限とされています。
そこで、最近のDVDから取る縦横比だと、大体100枚から120枚程度で仕上げるのが、一番クオリティ的にもバランスが取れているようです。

ってことは、、実は、2万枚ある静止画のうち、
200分の1の静止画しかアニコミでは使用していない!!

そうなんです。

実は、アニコミのファイルに生き残ってきた画像って言うのは、競争率200倍の中を勝ち進んできた超エリート集団なんですね。

200枚のうちの1枚、200枚のうちの1枚を次々めくって見ていると思えば、アニコミ読んでいるときの、ワンクリック、ワンクリックが有難く感じてしまいますよね。

是非、試し読みして勝ち抜いてきた勇者をご覧ください。

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まだまだ、もっとドラマはつづきます。続きは、またの機会に…


実は、そのあたりを私の生声で熱く語った番組がありまして…
3月24日に生放送した「みんなで参加!時東ぁみのアニコミMAXワールド」を、オンデマンド放送してます。…アニコミや、アニコミMAXの裏話が聞けます。
放送期間は、4月23日月曜日まで。
前半の
・「熱血!!小川店長「アニコミMAX」を熱く語る!!」
・ハロさんの「アニコミMAXも出展していた東京国際アニメフェアのレポート」
・「熱血!!小川店長が激白!!「アニコミMAX」制作丸秘裏話」
が流れます。
※後半のプレゼント大会に関しては、生のお客さんとのコミュニケの時間なのでカットしています。

もし、周りに見逃したっ!と悔しい思いをされた方がいらっしゃいましたら、教えてあげてくださいね。
期間限定なので、お見逃しなく…。

では、また。

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アニコミMAX店長 小川和紀
posted by アニコミMAX小川店長 at 13:38| 東京 ☁| Comment(0) | 制作裏話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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